過去は完了させる、未来に期待を寄せない


過去は終わったことです。

 

過去を振り返って思考を巡らせること、私もよくやってました。今でもたまに思考を巡らせることあります。

 

思考を巡らせるということは、振り返って思い出して喜びを再び感じてみたり、後悔をして落ち込んでみたり、一喜一憂する感じです。

 

過去から学習するって事ありますが、それが全てという訳じゃないって思うようになってからは、プロセスすらどうでも良い感じです。

 

 

というのも、私は過去を思い出しては悔しさや憎しみを感じることを繰り返してたんですね。

なので常に気分は悪いままです。

 

悔しくて憎くて人が嫌いだったので、もちろん自分のことも嫌いなんですね。

常にそういう感じだと、口から出る言葉は悪口ばかりなんです。

 

悪口しか言わないから、そういう人って感じ悪く捉えられがちですよね。だから人から邪険に扱われやすくなるし、人が寄ってきてくれないんです。

で、私の周りにいる人って何で嫌な人ばっかりなんだろうって、人を憎むことをするんですね。

 

 

 

過去は終わったことだけど、自分の中で完了できてない思いがあるんです。

完了できてない思いというのは、ひとから大切にされないという思い。

 

そもそもなぜ人から大切にされないと思うようになったのか、そこから遡って完了させる必要があります。クリーニングですね。

 

時間はかかりますが、思いが出てくる度にクリーニングをするを繰り返すと、その思いはいつの間にかなくなります。本当の意味で過去を完了させることが出来るんですね。

 

 

 

未来も同じです。

 

未来に期待を寄せて今を生きるのは素晴らしいことです。でもその期待をする未来って今の自分を否定してたりするんです。

 

ここではないどこかへ行けば…

これではない何かを手に入れたら…

今ではない何時かになれば…

 

自分ではない何かになるための方法を考え始めるんですね。

 

それが未来への期待です。

 

 

 

終わった過去に思いを巡らせていても、今の自分ではない自分の未来に思いを寄せていても、心は常に今にしかないんです。

 

 

今にしかないから、過去は過去、未来は未来なんです。

 

 

 

終わった過去に思いを寄せて生きるのもありですが、終わった過去の世界の中で生きるというだけのことです。それが心地よいのであれば良いと思います。

 

 

今の自分ではない自分になるために、何か行動をし続けて生きるのもありです。それが心地良い前提であるのであれば良いと思います。

 

 

 

どう思っていたとしても、無意識で今を生きることはしているんですね。

 

 

無意識だからこそ強い思いが具現化されていく。

 

 

 

自分の思いが現実を創るというのは、こういうことなんですね。

 

執着に近い思いは潜在意識として刻まれていきます。

 

 

 

だからこそ、過去はしっかり完了させる、未来に過剰に期待を寄せない。

今を心地よく生きること。

 

 

 

 

 

私は心地良い時間が続くことを望んでいるんですね。

 

なので、心地の良い今を生き続けるだけで、心地の良い時間はずっと続くのだと思っています。