目の前の現実に対して、何かしなければとか、どうにかしなくてはと
心が揺れるということを、私は繰り返してきました。
繰り返してきたということは、毎回だいたい同じようなことで動揺していたんですね。
いつも同じようなことで動揺していたということは、その都度問題は何も解決していなかったということなんです。
今目の前で起こっていることにフォーカスしていて、問題の根本を全く見ていなかったんですね。
”問題の根本”と言っても、その頃の私には根本的な自分に問題ということがよくわかりませんでした。
自分の心の奥底が全く見えていなかったんです。
心に分厚い蓋があって、その周りはガッチガチに固まっていたんです。
長年、自分を守るために壁を作りまくって本当の自分を隠してきたから出来た鎧のようなものですね。
この鎧は日々の気づきで少しずつ崩れていきます。
この鎧が崩れて隙間から本音が見えてくれば”問題の根本”は見えてくるんですね。
日々の気づきとは、自分の内側に意識を向けることで得ることが出来ます。
自分の内側に意識を向けることは、自分一人ではなかなか難しい作業です。
ワークやメソッド、講座などを利用すると良いと思います。
自分の内側に意識を向けられるようになると、悩みやストレスがなくなります。
現実をどうにかしようとする意識がなくなるので、物事が思い通りになりやすくなります。
同じ問題も繰り返さなくなります。
見るべきは今起こっている問題ではなくて、自分の内側なんですね。
これって誰しも持っているもので、それを外していくことは誰にでも出来ることなんです。